子育てコラム
2026年2月
幼児期の食生活について
離乳食が完了したら、すぐに大人と同じものを食べられるわけではありません。乳児・幼児の体の機能の成長・発達は著しく、食べられるものの形態は大きく変わるとともに、味覚や食嗜好の基礎が培われ、食習慣の基盤が作られる時期です。
幼児期の食事で、一番大切にしたいことは、こどもが「食べるって楽しい!」と感じることです。食事は栄養補給のためだけではなく、心の成長にも欠かせないものであり、「みんなで食べるとおいしい」、「一緒に作ると楽しい」そんな豊かな食の体験の積み重ねが、心と身体の健やかな成長につながっていきます。
「噛まない」「なかなか飲み込まない」「吐き出す」「好き嫌い」「食わず嫌い」など、離乳食は順調だったこどもが幼児食でつまづくこともよくあります。
ポイントは、「何とかして食べてもらおう」と苦手なものを無理強いしないことです。大好きだった食事の時間がつらくなると、こどもの食べる意欲も減ってしまいます。細かく刻んで苦手な食材を見えないようにしたり、味付けをこどもが好きなカレー味やケチャップ味にしたり、「一口だけでも食べてみようね」と励ましたり、一口でも食べられたら大いにほめたりすることも大切です。
発達段階に合った食べ物を与えることで、食事トラブルが起こりにくく、スムーズな成長・発達が期待できます。難しく考えすぎずにこどもの成長をじっくり見つめ、その時期に合った食事を与えていきましょう。
今月のおすすめ本
『パパおふろ』
きくちちき/作
文溪堂 2017.6
くまちゃんはパパと一緒にお風呂に入ります。服をぬいで体を洗って、おもちゃもきれいにします。そしてくまちゃんのお楽しみ!パパと一緒に湯船に「ざっぷーん」と入ると、お湯があふれておもちゃが流されます。
パパとくまちゃんの楽しいお風呂の時間が柔らかいタッチで描かれている絵本です。パパと一緒に入ればお風呂だって遊び場に早変わりです。お湯がなくなってしまうのはのは困りますが、この本を読んだ日ぐらいは一緒に「ざっぷーん」とお風呂に入りませんか?














