子育てコラム
2022年5月
離乳食のすゝめ
離乳食期は、食事に慣れるための練習をする時期です。まずは今まで飲んでいた母乳やミルクに近い形態の物から、慣れてきたら少しずつ形態を変えていきます。
離乳食をあげるときのポイント
赤ちゃんを観察する
初めて食べる食べ物では、どんな表情が見られるでしょうか?食べる姿がかわいくて、うれしくて、ついついたくさんあげたくなってしまうかもしれませんが、少量から、体調に変化がないか様子を見ましょう。
赤ちゃんのペースを大切にする
発達には個人差があるため、離乳食の目安にとらわれすぎず、歯の生え方など目の前の赤ちゃんの発達に応じて進めていきましょう。体重の増えを母子健康手帳の成長曲線で確認してみましょう。
食べる楽しさを伝える
食事を与える保護者がイライラしたり、不安な表情をしたりしていませんか?せっかく作っても食べてくれなかったり、食べ散らかしたりされると、悲しい気持ちになりますよね。でも、「この時期は、こんなもん!」とおおらかに構え、楽しい雰囲気の中で食事ができるようにしましょう。
今月のおすすめ本
『うしろにいるのだあれ』
accototo ふくだとしお+あきこ/著
幻冬舎 2008年
表紙にいるのはぼく。ぼくはいぬです。
ページをめくると、ぼくのうしろにだれかがいる!
緑色のお顔と体に…甲羅かな?
「ぼくの うしろに いるの だあれ」
だれだかわかったかな?
ページをめくって確認しよう!
「あっ かめくん」
あれ?かめくんのうしろに茶色の手が見えるよ!
「かめくんの うしろに いるの だあれ」
次はだれが出てくるのかな?
かわいらしい動物が次々と登場し、次の展開を予想するのが楽しい絵本です。
犬から亀へと続き、最後に出てくるのは…?
どこかほっとするラストをぜひご自身の目で確認してください。
また、シリーズ本として海や野原、サバンナなどで暮らしている動物たちにスポットを当てたものもあります。
そちらも併せて読んでみてくださいね。