金沢子育てお役立ちウェブ のびのびビ~ノ

トップページ > 子育てコラム

子育てコラム

2021年7月

イヤイヤ期って!?

「お着替えしよう」「イヤ」「おうちに帰ろう」「イヤ」・・・。何を言っても「イヤ!」。相手をするにも困り果ててしまう『イヤイヤ期』。個人差はありますが、1歳半過ぎから始まり、2歳児をピークに3~4歳ごろまで続くことが多いようです。

大人から見ると、ただ反抗しているように見えますが、子どもからすると、「自分にも思いがあるんだよ!」と自己主張をしているのです。身近な大人とやりとりする中で、感情をコントロールする力や、他人の気持ちを理解し、思いやる力が養われていきます。『イヤイヤ期』は健全な心を育むための成長期間とも言えるのです。

そうはいっても、イヤイヤばかりのお子さんと過ごす時間に、ストレスを感じる保護者の方も多いはず。
対処法としては、危険性がないことなら子どものやりたいようにやらせてみましょう。失敗して癇癪を起すこともあると思いますが、先回りして手伝うのではなく、傍で様子を見守ったり、「こうしてみたら?」と提案するのも一つです。

また、何がしたいのかじっくりと話を聞いてあげることも大切です。どう伝えたらよいのか、言葉が見つからないことも多いので、かわりに言ってあげたり、「~したかったんだね」と気持ちを受け止めてあげることも大切です。

しかし、やりたいようにやらせてみたり、気持ちを受け止めてみても、イヤイヤ言い続けたり、泣き続ける時もあります。そんな時は気持ちを切り替えるきっかけを作ってあげましょう。外に出て風に当たるなど、他のことに注意をそらすようにします。大人が時間に余裕を持つことも大切ですね。

『イヤイヤ期』には必ず終わりが来ます。振り返ってみると、そんな時期もあったかなと思えるはず。お子さんの成長に期待しましょう!

 

 

今月のおすすめ本

『くもくん』

いとう ひろし/作
ポプラ社 1998年

空の上を旅しているくもくん。
ふわふわやわらかそうなくもくんは風が吹くとすぐにかたちが変わってしまう。
きまったかたちがない。
じゃあ、ほんとうのかたちってなんだろう?
そんなとき、風が吹きライオンやワニにかたちを変えているくもくんに 地上の2人の子どもがひきつけられます。

自分のかたちが変わることで喜んでもらえると知ったくもくんは、ある大事なことに気付くのです。
そうだ!自分の”かたち”って…。

この絵本は、色鉛筆で淡く優しい色彩でふんわりと描かれており、画面のほとんどを占める青い空、そこに浮かぶ白い雲と地上の風景がとてもやさしいです。
言葉のないページもあり、じっくりと絵を味わうこともできます。
後半の見開きいっぱいのくもくんの姿は圧巻です。

ご家族一緒に空を見上げ、いろんな姿を見せてくれる“くもくん”を探しませんか?

▼2021年バックナンバー
▼2020年
▼2019年
▼2018年